ボブ・ベリシュは、20年前にカリフォルニア州モハーヴェ砂漠を歩いている時に黒っぽい石を見つけましたが、これがが珍しい発見であることを認識していませんでした。
いま彼は、認識しています。 それらはアメリカで確認された2個目の火星の隕石であることをNASAの科学者達が今週発表しました。 火星の岩は、地球上では非常に珍しいものです。 ジェット推進研究所によると、20,000個以上の隕石が確認されていますが、火星から来たものはわずか15個だけだそうです。 公式にロスアンジェルス隕石という名前を付けられた新し発見されたこの火星の隕石は、453グラムと245のグラムの石からなっています。 カリフォルニア大学(ロスアンジェルス)の解析で、この黒っぽい火山性玄武岩は火星から来たものだと確認されました。 この火山性玄武岩を見つけた後、ベリッシュはそれを自分のコレクションに加えていました。 およそ20年が過ぎてから彼は再びそれを注意深く調べました。 彼は、その石を裏庭の箱の中にしまっていました。 10月、彼のコレクションをの中の齧歯動物の巣や糞を掃除している時、彼はこの珍しい石と再び出会いました。 そのころ隕石探しを始めていたベニッシュは、この石の黒い溶融物のひび割れからそれが隕石ではないかとただちに疑いました。 彼は、それぞれの石から小さな標本を切り出して解析のためにUCLAに持っていきました。 12月の遅くに大学の技術者がこれらの岩は隕石であると確認しました。 またそれが1994年に南極で発見された火星の隕石に非常に似ていることから、彼らは更なる解析を依頼しました。 1月12日までに、UCLAはこの岩の起源は火星であると確認しました。そしてベリッシュは、愛情をこめてこれらの石に「ミゲル」と「ガブリエルというニックネームを付けました。 ロスアンジェルス隕石は、アメリカで見つかった唯一2番目の火星の隕石です。 もう1つアメリカで見つかった隕石は、インディアナ州で見つかり1931年に火星の隕石と確認されたラファイエット隕石です。 ロスアンジェルス隕石のように、ラファイエット隕石もそれが火星の隕石と確認されるまでは無名でした。 ラファイエット隕石の場合は、Purdue大学の地質学コレクションの中で発見されました。 |