スペースシャトル・エンエバー号の乗組員達は、日曜日午前中ESTに地球マッピング・ミッションのおよそ15パーセントを完了し、多量のデータをデジタル・カセット・テープに保存しました。
しかし、NASAのスポークスマンのKirsten Williamsによると、197フィート(60メーター)のマストがの先端の小さなスラスターに問題がマッピングを数時間カットさせる恐れがあったということです。 スラスターつまり冷却ガスジェットは、チタンとプラスチックでできた87段のキューブからなるこのマストを安定させるのを助けています。 マストのスラスターなしでは、クルーは反動制御システムと呼ばれるシャトルのオンボード・スラスターを使わなければなりません。 ウィリアムズは、CNNにエンデバー号はクルーがマップのデータの収集を完了するおよそ8時間前に反動制御システムの推進剤を使い果してしまう可能性があると言いました。 このスラスター問題は、クルー達の安全を脅かすものではありません。 ミッション・マネージャーはこの問題を処理中で、ウィリアムズは、クルー達がもっと早くデータ収集を完了することも可能で、エンジニア達が別の燃料節約技術を考え出すかもしれないと言っています。 6人の乗組員達は、12時間交代の2つの組になって四六時中マストについた26フィートのアンテナとカーゴベイ内の39フィートのアンテナを使って地球にレーダー信号を反射させる作業を続けています。 反射したデータは、前例がない地球の三次元レーダー画像をつくるために使われます。 マストを安定させる為に使用するスラスターが故障しました。 このリスクの為に宇宙局は、このマストが動かなくなったり、おおきく曲がってても、エンデバー号とその乗組員達の安全を確実にする為に数ヶ月を費やしました。 NASAは、もし必要ならば手動で巻き上げる時間を飛行士達に与える為にマッピングの日程を10日から9日に調整していました。 もしマストが大きく曲がったり壊れたりした場合は、飛行士達はそれを単純に棄てることもできます。 |