フロリダのケネディ宇宙センターの良くない気象予報は、NASAに過去には1回しかシャトルが着陸したことがない代替着陸基地の使用を検討させています。
重要な地球地表レーダー・マッピング・ミッションを完了したエンエバー号は、水曜日午前6時52分(日本時間)から始まる3日間の着陸ウィンドウを持っています。 可能な着陸点としては、最優先のフロリダのケネディ宇宙センター、2番目のカリフォルニアのエドワーズ空軍基地、3番目にはニューメキシコのホワイトサンド・ミサイル射場の緊急着陸基地があります。 「たった今の気象予報では、3日間ともケネディ宇宙センターは問題がありそうです。」とフライトディレクターのジョン・シャノンは言っています。 大西洋の高圧系が、激しい風に押されてフロリダ着陸基地上空に低い雲を立ち込めさせています。 水曜日の第2着陸地点のカリフォルニアのエドワーズ空軍基地は多少良さそうですが、木曜日と金曜日は悪化しそうです。したがって、 1982年にシャトル・コロンビア号が最後に着陸した ホワイトサンドの緊急着陸基地の使用の可能性を強いっています。 エンデバー号は、金曜日まで軌道にとどまるのには十分な燃料と電力を持っているとNASAは言っています。 全部で45回のシャトルの飛行でエドワーズ空軍基地に着陸しています。 しかしNASAによると、これまで20回連続でケネディ宇宙センターへの着陸に成功しています。 |