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宇宙飛行士の毛利さんが小渕首相の快復を祈る。



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今年2月にスペースシャトル・エンデバー号から小渕首相と交信した宇宙飛行士の毛利衛さんは、帰国後の4日午後、東京都内で開かれた記者会見で小渕さんの病状にふれて、「早い快復をお祈りしています」と語りました。

日本時間で今年2月17日の夜、エンデバー号に搭乗していた毛利さんは、首相官邸内の小渕首相と中曽根科学技術庁長官とテレビ会見を行っています。

小渕首相は、日本の地図を作った「伊能忠敬」について語り毛利さんを現代の「伊能忠敬」だと述べていました。また50歳以上の高齢者の活躍についても触れていました。

2月にNASA-TVで放映された小渕首相と毛利さんの会談
(Real Audio)

記者会見で毛利さんは、「21世紀に向かって何ができるか、子供たちから作文を募集するので選考委員になってほしいといわれたので、今日お会いして話ができるかなと思っていた。せっかく総理が子供たちに期待をかけようとしている。次に代わる方がぜひともそれをつなげていってほしい」と毛利さんに話しました。

2月のテレビ会見で小渕首相は毛利さんに子供たちから集めた作文の選考委員になってほしいと頼み、毛利さんは快く引き受けて、選ばれた子供にエンデバー号で飛行したグッズをプレゼントすると約束しています。


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