古代の宇宙の衝突の遺物である金属質で犬の骨の形をしたニュージャージー州の大きさがある岩の画像がNASAによって木曜日に公開されました。
これは、小惑星としてはモンスター級のものです。クレオパトラと名づけられたこの岩は、長さ135マイル(217km)幅およそ58マイル(94km)と測定されています。 画像としても、火星と木星間の主小惑星帯の小惑星を撮ったNASAの初めてのレーダー画像だとNASAが声明で述べています。 天文学者達は、クレオパトラの存在は1880年から分かっていましたが、その形は知りませんでした。 これは、プエルトリコのアレシボ天文台のマッシブ望遠鏡から送られたレーダ信号を小惑星が反射することで判明しました。 これらの新しい画像は、クレオパトラが地球からおよそ1億600万マイル(1億7100万km)の距離にいる時に撮られました。 NASAの科学者達は、それが地球と衝突する恐れは全くないと言っています。 「犬の骨の形をしたクレオパトラは、我々が太陽系で見てきた小惑星の中で最も珍しいものです。クレオパトラは、完全に断片まで粉砕しなかった2つの小惑星の信じられないほど激しい衝突の遺物なのかもしれません。」とクレオパトラをプエルトリコのアレシボ天文台の305-メートル(1,000-フィート)望遠鏡で観測した天文学者のチームを率いたカリフォルニア州パサデナNASAジェット推進研究所のスティーブンOstro博士は言っています。 クレオパトラは、金属を含んでいることを示唆する色彩を持つ何十個もの小惑星の中の1つです。 クレオパオラのレーダ信号の強い反射は、その大部分が金属で、おそらく鉄-ニッケル系合金であることを示しているとNASAは言っています。 クレオパトラの画像はここで入手できます。 |