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5月10日付け
CNN Interactive Spaceは

遺骨は灰になり塵になり月のかけらに。


という見出しの記事を報じています。

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それを月に送ることができるのに、いったい何故あなたの遺骨を宇宙に送るのでしょうか?

100人の人の遺骨を地球の軌道に送ってきたヒューストンに本社を置くCelestis社が、火曜日に月面葬という新しいサービスを計画していると述べました。

このサービスの最初の候補者は、1969年アポロ11号の月着陸の場所を選んだ先駆的な地質学者であったマリータ・ウェストさんです。

彼女は、1年か2年後に彼女自身が月着陸をはたしそうです。彼女のおよそ2グラムの遺灰は、死後2年以上経って月面に打ち上げられることになっています。

彼女は、その遺灰が月に送られる最初の人ではありません。最初の人は昨年月に衝突したルナ・プロスペクターに遺灰が搭載されていた天文学者ジーン・シューメーカーです。

しかしウェストさんの遺灰は、初めて民間企業によって運ばれます。

この会社の基金は、ウェストさんの最後の旅立ちの為に支払われていますが、このサービスは12,500ドルの費用を支払えば、一般の人でも可能です。その額は一般の葬儀の費用とそんなにかけ離れた額ではありませんと、たCelestisの社長チェンTysorが電話インタビューに応えています。

ウェストさんの違灰は、2年か3年後の民間宇宙ミッションの時に打ち上げられるとTysorは言っています。

ウェストさんは1998年に死亡しました。

火葬にされた違灰を宇宙に送るという考えができておよそ15年になりますが、これまでにCelest社は3回の飛行を行い、口紅サイズの小びんに入れた違灰を地球軌道に送っています。

現在のところ、この会社は黒字ではありませんが、Tysorはこのビジネスについてヨーロッパや日本での利益の伸びで採算はとれると言っています。

「私が考えるに、アジアやヨーロッパの市場の伸びが約束されています。アジア特に日本では火葬にする割合が非常に高いのです。」と彼は言っています。

「我々は、莫大な利益をドイツから得ています。オランダからも安定した利益を得ています。まもなく初めてイギリスの顧客を一人か二人得るでしょう。」

1回5,300ドルの費用のいわゆるEarthview飛行と呼ばれる規約がありますと、Tysorは言っています。

「御遺族が、打ち上げの為に我々に『遺骨』を送ると、我々はそれを打ち上げよりおよそ90日前にカリフォルニアのバンデンバーグ空軍基地手渡しますと彼は言っています。

シンボリックな量の違灰が故人の名前とメッセージを25文字以内で刻んだメタルでコーティングされた高変成度プラスチック製の口紅のサイズのフライト・カプセルに詰められます。

「『星への困難な道』『すばらしい絶景』『私の魂が自由になり天に昇る』などのメッセージを我々は見てきました。」とTysorは言っています。

打ち上げ日が近づくと、故人の家族や友人が見送りの為にヴァンデンバーグに到着して打ち上げ前にお互いに知り合います。

違灰を詰めた38びんほどのCelestisカプセルが地球の軌道を回っています。軌道にある間は、衛星を追跡する同機関がそれを追跡できます。

最終的には、軌道が下がり再突入してそれは大気中で燃え尽きてしまいます。

ウェストの遺族の友人であるマリリン・ボーンさんは、彼女と他の人達は軌道飛行を考えた結果、この地質学者の違灰を月に送ることに決めたと言っています。

「あの事が私を引きとめたのです。」とボーンさんがオクラホマからの電話で言っています。

彼女は、ウェストの姉がマリータ・ウェストは、もしできていれば月に行っていただろうかと尋ねられたことを思い出しました。

イエスという答えが響き渡ったとボーンさんは言っています。


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上記の訳文は記事の全容を伝えるものではありません。
誤訳の可能性もありますので、詳細は必ず下記のページで御確認ください。

http://www.cnn.com/2000/TECH/space/05/10/space.burial.reut/index.html

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