世界初の国際宇宙ステーションの次のパズルのピースが、金曜日の朝シャトル・エンデバー号に載せられて軌道へ飛び立ちました。
エンデヴァー号は、最初のアメリカ製の宇宙ステーション構成部品ユニティーを 地球上空240マイルの軌道へ運びます。 貨物室にモジュールをまっすぐに立てているエンデバー号は、13日前ロケットで軌道に打ち上げられた12.4メートル(41.2フィート)のロシア製の宇宙ステーション構成部品ザーヤ ―(ロシア語で 「日の出」)を捕まえます。 当初の木曜日早朝の打ち上げは、ちょうど秒読み4分半前に操縦席内で非常警報が鳴った為に延期されました。 打ち上げ管制官達は、直ちにその警報は一時的な油圧の低下の為だと判断しましたが、それは短い打ち上げ窓での打ち上げを止めさせるのに十分な遅れでした。そして 打ち上げは金曜日に再設定されました。 国際協力宇宙ステーションプロジェクトに反映されて名付けられた6面のユニティーモジュールは、今後ののアメリカの国際宇宙ステーションモジュール全ての基礎となるでしょう。 ユニティーは、今後モジュールが取り付けられる各面に一つづつの6つの停泊ポートを持ちます。 2つの取り付けアダプターを持つユニティーは、およそ25,350ポンドの重さで、長さ33フィートと直径15フィートです。 ドッキング作業は、ボブ・カバーナ船長とリックSturckowパイロットの腕に全てが任せられます。 ザーヤ・モジュールの視界はユニティーによって隠されるので、ランデブーの最後の数分と捕獲作業は、テレビモニターと前の飛行でテストされた特別な光学アライメント・システムであるオービター・スペース・ビジョン・システムを使います。 国際宇宙ステーションは、歴史上最大の市民社会の国際計画となります。 15の参加国は、NASAとロシア宇宙局が先頭に立って行っている運動に関与しています。 400億ドルのステーションは、完成するのに45回の組立て飛行を行う100以上のエレメントから成っています。それは、2004年までに完成する事になっています。 最初の乗組員は、来年7月または8月に設定されているロシア製の乗組員用のモジュールの打ち上げに続いて、2000年に搭乗する事になってます。 ザーヤとユニティーが連結すると、宇宙飛行士ジェリー・ロスとジム・ニューマンが3回の船外遊泳活動を実施して 組立てを完了させます。 最初の船外遊泳活動で、ロスとニューマンは、命綱を取り付けて、データと電力を転送するためのコネクターを2機の飛行船に取り付けます。彼らは、接続する間、安全とクリアランスの為にスライドワイヤーを使います。 2番目の遊泳活動では、彼らは6つのハードウェアーとステーションで宇宙飛行士の活動を援助する他の道具をインストールします。彼らは、アンテナや通信装置やユニティーの外部コンピュータのための日よけもインストールする予定です。 3番目の最後の遊泳活動では今後の組立ての準備に専念して、ツール・ボックス を収納したり手すりを取り付けたりします。 ユニティーがエンデバー号で打ち上がるおよそ1週間前に、ザーヤは3つの小さなトラブルを起こしましたが、ロシアの最高宇宙官僚は、それらは運用に影響を及ぼさないと主張しました。 ザーヤの8つの蓄電バッテリーの一つが故障し、アンテナの1つにあるバイブレーターがアンテナを適切に開かせず、またおそらくヒートアップの時間が十分でなかったのでザーヤのキャビン内の湿度が予想よりも高くなっていると、ロシアの宇宙局チーフのYuri Koptev が語りました。 「これらのどれも飛行には影響を及ぼしません」と、Koptevが先週の記者会見で話しました。 ザーヤは国際宇宙ステーションの初期の段階では、推進力と電力と通信を提供する 宇宙タグボートの役目を果たすように設計されています。 |