土曜日にスペースシャトル・アトランティスの乗組員達は、軌道基地での最後の大きな仕事として足踏みトレーニング器を国際宇宙ステーションに取り付けました。
7人の乗組員達は、11月到着予定の常駐乗組員の為の6,000ポンドの補給品や機器の搬入収納作業を完了しつつあります。 「チームの作業として、我々はここでやり始めた全ての作業を完了させることができました。」とシャトルのパイロット・スコット・オールトマンは言っています。 一方で、ケープカナヴェラルの中の打ち上基地で、NASAはメキシコ湾で発生して州の西沿岸に向かっている熱帯低気圧ゴードンのに対する予防措置を始めました。 この嵐は、NASAにスペースシャトル・ディスカバリー号を海岸沿いの発射台から格納庫に避難させるかもしれません。 ディスカバリー号は、10月5日に国際宇宙ステーション建設ミッション で打ち上げられる予定です。 宇宙飛行士のオールトマン、エドワードLu、ボリスMorukovらは、宇宙ステーションの足踏みトレーニング器を、4段型引き出し書類棚の大きさのロシアのサービス・モジュール・ズベズダの床下収納庫に入れなければなりませんでした。 彼らは、取り付けピンを合わせるのに最初手間取りましたが、ミッション管制室がこれらを解決しました。 出来あいの足踏みトレーニング器には、宇宙飛行士がそれを使う時にステーションに振動を伝えないように設計されたものはありません。 それは、精密な微小重力実験にいかなる影響も与えないようにする為です。振動はステーション内で実施中の実験データを歪ませるからです。 この足踏みトレーニング器の防振システムは、特殊ワイヤー製のフレームやコンピューター制御の湿式メカニズムを持っています。 このシステムの複雑さがマシーンのインストール作業を困難にしています。この仕事を終えるのに3人の飛行士が終日かかったとNASAは言っています。 「たくさんの部品があるんです。」と宇宙ステーションのリード・フライトディレクターのマークFerringは言っています。 無重力環境で筋肉が衰えないように、軌道上では宇宙飛行士達は運動しなければなりません。 ロシアとアメリカのステーションの最初の常駐乗組員は4ヶ月間滞在することになりますが、彼らがこの足踏みトレーニング器を最初に使うことになります。 |