ディスカバリー号は、国際宇宙ステーションを更に組立てる為に100回目のスペース・シャトルの飛行として10月6日(日本時間)に打ち上げられようとしています。その乗組員達は、これまでで最も長い船外活動を行う予定です。
NASAは、シャトルの推進系の漏れが改修された数日後の金曜日にディスカバリー号の打ち上げを正式に許可しました。 シャトルは、9トンの外部トラスと3トンのドッキング・ポートを運び、飛行士達は30時間の船外活動を行ってモジュラー・ステーションに取り付けます。 「今回のミッションは、軌道上で本当のステーションを組み上げる作業の始まりです。」とスペースシャトル・プログラム・マネージャーのロンDittemoreは言っています。 ディスカバリー号の宇宙飛行士達はステーションにバランス感覚を与える4台のジャイロスコープを取り付けます。 日本の乗組員コウイチ・ワカタは、ディスカバリー号の50フィート長のロボット・アームを使ってジャイロスコープを収納しているボックスをシャトルのカーゴベイからステーションへ移動させます。 外にいる仲間の宇宙飛行士達はジャイロスコープ・トラスに配線して、 12月に到着予定の大型太陽電池パネルのアタットメントの準備を行います。 船外活動の飛行士達はまた、アメリカのモジュールのユニティーに将来のミッションでシャトルが接合するドッキング・ポートをマウントします。 4回目の最後の船外活動では、宇宙飛行士ジェフWisoffとマイケル・ロペス-アルジェリアは、小型非常ジェットパックのスピンテストを実施する予定です。 もし将来ステーションの乗組員が、命綱なしで船外活動を行う場合もこのジェットパックで安全に戻ることができます。 |