国際宇宙ステーションの最初の常駐乗組員は、ロシアの貨物宇宙船の到着準備前に数日の休暇を楽しみました。
彼らは休暇時間に、200マイル以上下の地球の人とアマチュア無線の交信を行いました。 3人の乗組員は、3つのモジュールのうちの1つであるザリャー内で新しいアマチュア無線のリグ(無線装置)を組み上げたとNASAは言っています。 3人はこの無線装置を使って世界中の学校の子供達やハム仲間(アマチュア無線愛好家)と交信をする予定だと宇宙局は言っています。 しかし、ヒューストンのミッション管制室のNASAのスポークスマンは、月曜日に乗組員がアマチュア無線で最初に交信したのは誰なのかは分からないと言っています。 これより前、3人の乗組員はステーションの無人貨物宇宙船とのドッキングの準備を行いました。 彼らは、プログレス貨物船やソユーズ・ロケットとドッキングした後に自動でジェット・スラスター機能を復活させるステーションの制御系を有効にする為に他のハードウェアにケーブルを接続しました。 このスラスターは、ロケット到着時に不用意に燃焼して太陽電池パネルを傷つけたりしないように通常はドッキング直前は使用禁止状態にされます。 先週乗組員は船内のップトップ・コンピューターのネットワーク・ケーブル接続も行いました。 食品や交換部品など2トン以上の物資を運ぶプログレス貨物宇宙船は、11月16日午前10時32分 (日本時間)に打ち上げられる予定です。 乗組員は、11月18日午後12時07分のドッキング後、2週間をかけて荷卸しを行います。 エキスペディション1 の乗組員は、4ヶ月の滞在の為に11月2日に到着して、ステーションを非公式ながら「アルファ」と命名しました。 これまででも最も野心的なこのエンジニアリング・プロジェクトは、16ケ国が参加して600億ドル以上の費用がかけられています。 このモジュラ接続型の軌道基地は、10年以上人類を宇宙に住まわせることができるように設計されています。 2005年くらいに完成すれば、このステーションはボーイング747と同じくらいの生活気圧に保たれて1エーカーほどに広がります。 |