エンデバー号の宇宙飛行士は、ロシアとアメリカの国際宇宙ステーションのモジュールを組み合わせる彼らの12日間のミッションで最も難しい作業を完了しました。
「ザリャーを捕まえた。」ロバート・カバーナ船長が、2つの部品が一緒になった 午前11時7分頃にアナウンスしました。 「素晴らしいエンデバー号の乗組員へお祝いを言います。実に素晴らしい。」飛行管制室が応えました。 困難だった所は、貨物室上で、一緒になると端から端まで77フィート(24メートル)に伸びるの2本の巨大なシリンダーを積み重ねることでした。 ミッションスペシャリストのナンシー・カリーは、太陽パネルの翼が付いたザリャーを、シャトルのロボットアームの端でユニティーの2インチ(5センチメートル)上に静止させました。 それから、カバーナがエンデバー号の推進ロケットを噴射しました。短い噴射は、シャトルとユニティーを、2つのステーションの構成部品に付いているドッキング・メカニズムがかみ合うように上昇させました。 心合わせの誤差が多少心配 それでも、地球上空240のマイル(390キロメートル)のカップリングは、障害なしでは終わりませんでした。 お互いをソフトドッキングさせる時に、何回も調整したリングの心合わせに誤差が生じました。 ヒューストン当局と宇宙飛行士は、やり直す度にドッキング・リングを再調整する為に可能な選択肢を考えました。 彼らは、手順をやり直そうと何回も試みましたが、心合わせの誤差が続くのを防ぐことはできませんでした。 宇宙管制センターは、その問題の原因をロボットアームだと考え、乗組員にザリャーを掴んでいるアームを離すように求めました。 午後9時44分 EST頃に乗組員は、ロボットアームなしで同じリングの調整を始めました。 手動での手順は、心合わせの問題なしで2つのモジュールをしっかりかみ合わせる事に成功しました。 ドッキングの準備 ドッキングに先立つ2時間の作業に於いて、ミッションスペシャリストのナンシー・カリーは、その日の最も難しい任務を遂行しました。 カリーはシャトルの50フィートの(15メートルの)ロボット・アームで44,000ポンドの(20,000 kgの)ザリャーをつかんで、それをペイロード・ベイへ誘導しました。 それが、宇宙ステーションのアメリカ製セグメント-ユニティーの2インチ(5センチメートル)に達したとき、推進ロケットが二つを一緒になるように押してドッキングを完了しました。 翻訳すると「日の出」となるザリャーは、午後6時37分 ESTに補足された後、地平線から太陽が現れエンデバー号とモジュールを光で照らすと思われていました。 カリーは、直視することなく2つの部品を一緒にしました。ミッションスペシャリストは、「合成視野」とNASAが呼んでいるコンピュータ処理視野システムを、ピースの位置調整に使いました。 シャトルとモジュールは、秒速5マイル(8キロメートル)で宇宙を移動しています。 |