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3月2日付け
CNN.comは

シャトルの次期後継機は離陸前に失速。


という見出しの記事を報じています。

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NASAは、スペースシャトル船隊の低コストの後継機として開発を進めてきたX-33の開発を断念しました。

宇宙局とその契約会社であるロッキード・マーチン社は、人間や物資を宇宙に運ぶ再使用可能な次世代の宇宙船製造を期待して、このプロジェクトに12億5000万ドル以上を費やしてきました。

しかし数々の技術的問題の為に、試作機のX-33は、5年経った今も試験飛行を行っていません。

スペースシャトルを軌道に投入する場合の費用は、1ポンド当たり10,000ドルです。

しかし、シャトルのような重い燃料タンクや固体ロケットブースターを使わないX-33は、その費用を10分の1まで下げられると見積もられていました。

このスペースプレーン・プロジェクトの評論家は、スタートは実行不可能であると評しています。

X-33は、実質的に実現可能な設計というよりも、未試験の科学技術に頼る所があまりに多くあます。

「今回の断念は驚くべきことでははありません。このロケットの計画は本質的に失敗だったのです。」とマサチューセッツのブルックリンにある航空技術コンサルタントのチャールズLurio氏は言っています。

NASAは、木曜日に出した声明文で、軽量合成水素燃料タンクの開発技術が使用に耐えるまで進んでいなかったと述べています。このタンクは1999年の試験の際に燃料漏れを起こしています。

「これは、厳しい決定ですが、企業として正しい決断だと考えます。我々の科学技術は、信頼性が高く値段が手ごろで安全に改良された新型再使用可能宇宙船を開発するに至ってなかったということです。」と X-33プロジェクトを管理するマーシャル宇宙航行センターのアート・スティーブンソンは言っています。

NASAは、もう一つのマーシャル・プロジェクト(X-34)の中止も宣言しています。

この小型の弾道軌道試験ロケットは、オービタル・サイエンス社と共に開発が行われていました。



上記の訳文は記事の全容を伝えるものではありません。
誤訳の可能性もありますので、詳細は必ず下記のページで御確認ください。

http://www.cnn.com/2001/TECH/space/03/02/space.plane/index.html

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