「ロシアが今月ミール宇宙ステーションを海に葬る時、大きな破片が落ちてくる危険はもう忘れて下さい。それよりも本当に恐ろしいのは変異菌なのですから。」と研究者が言っています。
ロシア宇宙計画の専門家であるYuri Karashは、隔離されたミール船上で15年間育ってきた微生物が地球への落下時に生き延びた場合、大きな脅威となる可能性があると言っています。 「大げさに言うつもりはありませんが、そういう現実的な問題が存在するのは事実です。」とKarashは記者会見で述べています。 宇宙飛行士の訓練の経験があり航空宇宙局の顧問であるKarashは、自分が出した結論はロシア医療生物問題研究所で実施された研究結果に基づいたものだと言っています。 研究者達は、この菌は金属やガラスやプラスチックを腐食させる地球の変種菌と混ざると特に悪性となると言っています。 13年前にロシアの微生物学者がミールに住み着く攻撃的な菌を発見した時、ウェスタン保険局は、この微生物が地球に戻ってくることに懸念を表しました。 ロシア宇宙庁はこの脅威を軽視していますが、ミールでの滞在者は、コンパネの裏側や空調機やその他多くのの設備の表面で多くの種類の菌を見つけています。 驚くほど破壊的なこれらの菌は、酢酸のような腐食性の強い物資を吐き空気中に毒素を放ちます。 |