水曜日2人の宇宙飛行士は、こらからの国際宇宙ステーションにアンテナを付ける準備の為に地球上空250マイルの建設現場に戻ってきました。
今週2度目で、ジェリー・ロスとジェームス・ニューマンは、開いた貨物室からそびえている35トンで7階建ての高さのステーションで作業する為にシャトルエンデバーのハッチから浮き出ました。 彼らが第一に優先する作業は、2つの100ポンドのアンテナを宇宙ステーションのアメリカ製の方のユニティーに付けることです。 時間が許せば他の作業も扱われます。ロシアで造られたコントロール・モジュール「ザーリャ」の止まってしまったアンテナを広げようと試みることです。 今回予定された7時間の遊泳活動は、月曜日夜にロスとニューマンがザーリャとユニティーの間の40の電線接続を行った作業ほど困難で重要ではありません。 この計画は、ユニティーの半ばにあるスーツケース-サイズのアンテナを人間のちからで引き出して、36フィートのシリンダーの両側に取り付けるものです。 このアンテナが起動すると、ユニティーとNASAの飛行管制センターは実質的 に途切れのない通信ができるようになります。 それがなければ、アメリカの飛行管制官達は、ロシアの地上ステーションによって提供される散発的な中継に頼らなければなりません。 宇宙飛行士はまた、先月打ち上げられたロシアのザーリャ・モジュールの開かなかった一対のアンテナを押してみます。このアンテナは、来年無人のロシアの制御モジュールがザーリャと自動ドッキングするのを誘導するように設計されたものです。 98.12.11 小さな爆発を起こしてバネじかけのアンテナを、パーティーフレーバーのように広げるはずでした。 しかし、スペースシャトル・エンデヴァーが日曜日に到着したとき、火薬が燃えるのは見ましたが、アンテナは広がりませんでした。 「考えられる事は、なにかが(おそらく堅いケーブルか断熱材の切れ端が)アンテナにからんでいるとということです。もしアンテナを少し突っついてみるか、テコを使って押し上げてみれば、絡まっている物がほどけるかもしれません。とNASAスポークスマン・エド・キャンピオンが語りました。 ヒューストンの飛行管制センターは、エンデヴァー号の積み荷の目録を徹底的に探して、将来宇宙飛行士がステーション上で建設クルーのために残すことになっていた9フィートのフックを見つけました。 ニューマンは、このフックをアンテナの引っかけでなく、アンテナを少し持ち上げる小さなテコとして使います。 内部ののぞき見 木曜日に、エンデヴァーの6人のクルーは、ユニティーを通ってクルーをザーリャに導く5〜6個のハッチを開けて初めてこのステーションに入ります。 クルー達は、供給品を運びいくつかの道具を将来のクルーのために残す作業を始めます。 2000年早々に居住棟であるロシアの制御モジュールが到着すると、最初の宇宙飛行士達が、宇宙ステーションに住み始めることになっています。 よろめいたハードウェアの塔 火曜日に、エンデヴァーのコントロール・ジェットが、国際宇宙ステーションをより高い起動へ軌道へ押し上げた時、シャトルのドッキングベイに停泊している7階建ての合体モジュールが両方向に6インチほど揺れました。 「まあ!あれを見て。」ミッションスペシャリストのナンシー・カリーは叫びました。NASAは、この揺れは予期していました、そして、スポークスマンはそれがステーションやエンデヴァー号のクルーにとって脅威であるものではないと言いました。 100以上の宇宙ステーション構成部品は、これまでで最も大がかりな工学技術の1つを使って軌道上で組み立てられます。 完成すると、宇宙ステーションはフットボール競技場の長さまで拡大して、地球から肉眼でも見えるようになります。 16ケ国がこのプロジェクトに参加しており、その費用は400億ドルと600億ドルの間だと見積もられています。 組立には、6年間と40回以上の有人宇宙ミッションを必要とします。 |