NASAは、エンデヴァー号による宇宙ステーション組み立てミッションとしての次回のシャトルの飛行を4月19日に設定しました。
ミッション・マネージャーは、4月後半のロシアの国際宇宙ステーションへの飛行スケジュールと調整する為に、エンデヴァー号の打ち上げを1日早くすることを検討していましたが、結局当初の予定を動かさないとNASAのスポークスマンのブルース・バッキンガムが木曜日に伝えました。 エンデヴァー号は、カナダ製のロボットアームを宇宙ステーション・アルファへ運び、それは宇宙飛行士の船外活動によって取り付けられます。 ロシアが新しい救命艇として必要なソユーズ宇宙船を宇宙ステーションにドッキングさせるので、シャトルはその前にステーションから離れなければなりません。 いろいろな技術的理由で、シャトルとソユーズ両方が同時にステーションにドッキングすることはできないからです。 ソユーズは、4月28日にカザフスタンから打ち上げられる予定です。 その乗組員には、最初の宇宙旅行者になりたくてロシア宇宙庁からチケットを買ったカリフォルニアの大富豪デニス・チトー氏も含まれています。 NASAは、宇宙ステーション建築の早期の段階で民間人であるチトー氏がステーションに乗り込むことを反対していますが、ロシア宇宙庁は、なんとしてもチトー氏を含めて打ち上げると言っています。そして、双方の意見はまだ合意に至っていません。 |