国際宇宙ステーションの乗組員が、初めて船外へ出て作業を行う予定です。
そして、思いがけない技術的な展開が、多くの興奮と実習のための時間を与えるかもしれません。 来週ロシアとアメリカの宇宙飛行士達は、宇宙服を身につけて減圧されている区画ズベズダ・サービス・モジュールのドッキング・コーンに入り船内での遊泳活動を行います。 この宇宙ステーション・アルファでの最初の船内での遊泳活動は、この夏にロシアのドッキング・モジュールが到着することに備えてのものです。 しかし、先月スペースシャトル乗組員によって運ばれた新しいロボットアームの不具合の為に、2人の乗組員は同じ日に最初の船外での活動も行うことになるかもしれません。 最近行われた試験でカナダ製のロボットアームのエルボー近くにある予備の電気ボックスが適切に作動しませんでした。 宇宙ステーションのマネージャーによると、それを修理する唯一の方法はアルファで船外活動を行うことになりそうだということです。 6月8日に予定されている船外活動は、ロシアのユーリ・ウサチェフとアメリカのジム・ボスが船外へ出て故障したボックスを予備のボックスと取り替えることができるように数時間延長されるかもしれません。 しかし、この冒険的な船外活動は、もし地上のミッション・エンジニア達が地上からこの10億ドルのアームを修理できれば、避けることができます。 「我々は、まだ何が悪いのか正確に調べる作業を行っています。我々が分かっている問題を調べる為にソフトウェアにパッチを当てることはできました。」とステーションのフライトディレクターのボブ・キャッスルが金曜日に記者団に語りました。 |