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09月013日付け
CNN.comは

NASA長官「テロリストはNASAを止めることはできない」




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ニューヨークの世界貿易センターとワシントンの米国国防総省への同時多発テロために少なくとも1つのロケット打ち上げは延期されました。しかし、NASAのダニエル・ゴールディン長官は木曜日にNASAの職員にテロ攻撃が宇宙局の仕事を遅らせることはないと職員に伝えました。

ケネディー宇宙センターのNASAスポークスマン・ブルース・バッキンガムによると、コディアック(アラスカ)からのコディアック・スターの打ち上げは、テロ攻撃の影響で輸送行程が妨害された為に2日間延期されたということです。現在打ち上げは、9月20日午前10時(日本時間)に設定されています。

コディアック・スター・ミッションは、ロッキード・マーチン社のアテーナー1ロケットに搭載された4つの小型衛星で構成されています。

一方、木曜日にワシントンのNASA本部は、セキュリティが高めらたもとで再開しました。

ゴールディン長官は、NASA職員向けのNASA-TV放送で演説を行い次のように述べました。

「今は、我々全員にとって辛い時です。我々は比較のしようのない無意味な悲劇を目撃しました。しかし、テロ攻撃がNASAの仕事を遅らせることはありません。このような悲しい日々の間も、NASAの仕事は続きます。国際宇宙ステーションは、まだ軌道上にあり、研究は続けられています。望遠鏡は我々に素晴らしいデータを送り続けています。コディアック・スター衛星の打ち上げ準備もなされています。」

長官は、職員達にNASA施設で高められたセキュリティに辛抱するように伝えました。
「我々は、今後もテロ攻撃が起こり得ることを忘れてはなりません。それは永久にかもしれません。」

木曜日、NASAの職員は全て仕事に戻り、NASAの10の地上センターが再開したと、NASAのスポークスマンのブライアン・ダンバーは言っています。 ただし、アメリカの航空機飛行禁止令の為に、何人かの職員は配置換えになっています。

シャトル艦隊のホームベースであるケネディー宇宙センターでも、木曜日に職員が仕事に戻りました。
「1日半の閉鎖の後、我々は職員を仕事に戻しました。」とKSCのスポークスマンのバッキンガムは言っています。

彼は、シャトルの作業は予定通りに進行していると加えています。

現在シャトルは発射台にはありません。3機とも格納庫の中です。 エンデバー号は、11月29日の打ち上げ準備の為にロケット組み立てビルの中にあります。

ところで、ニューヨークとワシントンでの同時テロ攻撃は、国際宇宙ステーションに向かうロシアのロケット打ち上げスケジュールにも影響を与えませんでした。

Pirs(ロシア語で桟橋という意味)と呼ばれるドッキング・ステーションは、土曜日午前8時35分(日本時間)にカザフスタンのバイコヌール宇宙基地から打ち上げられる予定です。

Pirsは、月曜日の午前10時08分(日本時間)に宇宙ステーション・アルファに到着することになっています。



上記の訳文は記事の全容を伝えるものではありません。
誤訳の可能性もありますので、詳細は必ず下記のページで御確認ください。

http://www.cnn.com/2001/TECH/space/09/13/attacks.nasa/index.html

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