太陽系外で新しい惑星が発見されたという報告はほとんど慣例になりましたが、惑星がなくなるという報告はどうなのでしょうか?
およそ40年前に地球の月よりも小さい冥王星は、最初は惑星として分類されました。 現在、国際的天文ユニオンは、我々の太陽系のちょうど8つの「大惑星」からそれを捨て去ってその栄誉を無効にすることを考えています。 惑星系科学部門の部長は、冥王星は その小さいサイズのために明らかに(惑星には)似合わないと言っています。 彼はまた 他の「大惑星」はおよそ円形軌道を持っているが、冥王星はしばしば海王星よりも太陽に近づく程の広楕円軌道を切り開いているとも言っています。 別の天文学者は、自分は冥王星を栄誉ではなく惑星からの格下げにならないように「小型惑星」として分類したいと言っています。 メリーランド大学の天文学者マイクA'Hearnには別の考えがあります。つまり海王星よりも外側の軌道を持つ氷塊のような物体の分類項をつくり、それらを「トランス・ネプチューン オブジェクト(超海王星物体)」と呼ぶことです。 冥王星は、トランス・ネプチューン オブジェクトの沐ヤ目になります。 この決定は今月内になされるかもしれないと、月曜日にロンドン・デーリー・テレグラフがレポートしました。 冥王星は我々の月の直径の3分の2しかなく、特大の彗星か小惑星でしかないと何人かの専門家は主張していました。 冥王星のクラス変え対する論議は、1930年にアリゾナのローウェル天文台で天文学者クライド・トンボーによってなされた冥王星の発見後まもなく始まり、数十年の間波乱を起こしてきました。 もし冥王星が明日発見されるならば、それは決して8つの大惑星と結びつけられる事はないだろうと述べる天文学者の数が増えているとデーリー・テレグラフは書いています。 ニューメキシコの天文学者アラン・ヘール(Hale-Bopp彗星の共同発見者)は、 「惑星が何であるかという明白な定義が実際にない以上、この議論は幾分バカげています。もし木星に住む人がいるなら、我々が地球を『大惑星』と呼んでいるのを多分笑っているでしょう。」と示唆しました。 国際天文ユニオンは、天体に名をつけることだけがその権限を国際的に認めらています。 |