スペース・プレーンの試作機X-33 の初飛行は、2個の水素燃料タンクの一つに問題が生じた為に今年遅くまで延期されます。
X-33は、再使用可能な無人宇宙ロケット、ベンチャースターを試験するためのNASAとロッキード・マーティン社による12億ドルの計画です。X-33は、この冬か春に飛行する事になっていた縮小版です。 12月22日にカリフォルニア州サニーヴェールのこの会社の工場で、燃料タンクのうちの1つの内壁が接着の際に分離しました。 カリフォルニア州Palmdaleにあるロッキード・マーティン社のスカンク・ワークス工場のスポークスマンロンLindekeは、火曜日にこの問題は最大でおよそ7ヵ月初飛行を遅らせるだろうと言っています。 X-33は、そのエンジンの5ヵ月の供給遅れなど他の問題にも悩まされてきました。 ロッキード・マーティン社の当局者は、自分たちは宇宙ステーションや軌道上の衛星へ供給品をスペースシャトルよりももっと安価に運ぶベンチャースターを予定されている2004年の運用開始日程に間に合わせる事ができると言っています。 |