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ＮＡＳＡは、スペースシャトルの安全性を危険にさらすかもしれない危機に向かって進んでいると、監督グループが警告しました。
シャトルの安全性は今のところは満足されていますが、それは将来、作業要員の中の熟練工や他要員の不足の為に満足されなくなるだろうという内容の年次報告書を、航空宇宙安全顧問委員会が木曜日にＮＡＳＡへ提出しました。 「ここ数年の雇用凍結は、宇宙局を退職する人の穴を補充する為に「新しい血」を採用してきたパターンを全く殺してしまっている。現在雇用凍結はゆるめられてきているが、予算制限が経験豊かな職員の退職したあとを埋めることを全く不可能にしている。」と報告書は述べています。 委員会は、この状況を「ぼんやりとした危機」と表現しています。 「予算とエンジニアや科学者や技術労働者を雇用する人員上限の制約は、ＮＡＳＡを国家の宇宙飛行や航空宇宙計画を安全で効果的な方法で実施するのに必要な中心能力を失わせる危機の方へと向かわせている。」と、委員会は述べています。 昨年現在でシャトルの要員は、全国にわたって合計でおよそ21,000人になりました。大部分は契約者です。 ＮＡＳＡの統計によれば、これは6年前のおよそ3分の1に減っています。 1967年に起こったアポロ宇宙船の致命的な火災事故に励起されて設立した安全委員会は、もっと多くの要員を雇用して、ケネディ宇宙センター、ヒューストンのジョンソン宇宙センター、アラバマ州ハンツヴィルのマーシャル宇宙飛行センターで訓練させる為にもっと多くの予算獲得を勧めました。 予算カットは、ＮＡＳＡにシャトル艦隊や国際宇宙ステーションの改善の遅れも強いっていると委員会は述べています。 宇宙飛行士達は、12月に軌道上で宇宙ステーションの最初の2つのピースを接続しました。 「両計画は現在許容範囲の危険レベルで運用されているとはしても、それらをもっと安全にできる改善の余地が認められる。」と、委員会の議長リチャードBlombergが報告書に添えられた書簡のなかで述べています。 とりわけ委員会は、不適当な予備部品や時代遅れのシャトルのコンピューターの事を挙げています。 ケネディ宇宙センターの労働者は、シャトルの飛行スケジュールの不確実性も負担になっていると委員会は指摘しました。 飛行スケジュールは、ロシアの資金問題の為の国際宇宙ステーションのピースの打ち上げ遅れやＸ線望遠鏡のトラブルの為にもう１年以上も混乱しています。 15億ドルのChandra Ｘ線観測衛星の４枚の不良な回路基板を取り替える必要があるので、ＮＡＳＡはシャトル・コロンビア号の打ち上げを４月から早くとも5月に延期しそうです。 シャトルのマネージャーは、この望遠鏡の軌道投入ミッションをディスカバリー号のステーションへの輸送飛行よりも後に回すかもしれません。 ----------------------------------------------------------------- 詳細は必ず下記のページで御確認ください。 http://www.cnn.com/TECH/space/9902/05/nasa.safety.ap/index.html |