2月15日付け
CNN Interactive Spaceは

NASAは博物館にある展示品の部品を再生利用。

という見出しの記事を報じています。

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 NASAの契約業者は、アメリカ宇宙ロケット・センター博物館にある展示品の部品をこれからのシャトルの打ち上げの為に返還するように求めました。

 部品や資金提供の不足の為、マーシャル宇宙飛行センターとユナイティッド・スペース・アリアンスは先週、センターに博物館にあるフルサイズのシャトルの展示 品についている個体ロケット・ブースターのフォワード・アッセンブリーを返還するように求めました。

 「私は、我々が実際に飛行ができるハードウェアを与えていたと思いませんでした。」と、マーシャルの地域問題マネージャーのリン・ローリーは、日曜日のハンツビル・タイムに話しました。

 この分離型ロケット・ブースターは、、直径12フィート(3.6メートル)、長さ149フィート(45メートル)で、これまで飛行した最大の固体推進モーターです。

 シャトルが打ち上がって高度220,000フィート(66,000メートル)に達すると ブースターは分離して海洋にパラシュートで降下します。

 それらは回収されて、今後の飛行のために改修されます。

 フォワード・アッセンブリーには、ブースター放出用ロケットや電子機器、回収用パラシュート、自爆システムやその他の飛行装置を含んでいます。

 マーシャルの個体ロケット・ブースターのプロジェクト・マネージャー代理ジョン・チャップマンは、アッセンブリーは繰り返し使用できるように設計されているが、1981年に開始されたアメリカのシャットル計画からは、損傷したり無くなったりした部品が多くあると言っています。

 「私は、国民がシャットル計画は、その飛行を続けるためにできるだけ経済的に試みられていると言ってもらいたいんです。」と、チャップマンは言いました。

   彼は、博物館のブースターを地上へクレーンで降ろしてアッセンブリーを取り外し、飛行ができる状態へ改修し、また博物館展示用のノンフライト用実物大模型を製作するのにおよそ30万ドルがかかると見積もっています。

 一方、新しい製造業者を探して新規にフォワード・アッセンンブリーを製造すれば、3年の期間と500万ドルから1000万ドルの費用がかかるでしょう。  

 クリントン政権が要求したNASAの2000年度会計予算は、これから5年間は下降を示しています。

 「我々は問題が起こるのを待って、それ以上の予算を要求をする事はできません。我々は、常に問題よりも先にいなければならないのです。」と、彼が言います。

 博物館での作業は来週開始され、実物大模型は3月15日までに取り替えられますと、博物館のスポークスマンEdd Davisは語りました。  

 

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詳細は必ず下記のページで御確認ください。

http://www.cnn.com/TECH/space/9902/15/nasa.museum/index.html



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