2月16日付け
CNN Interactive Spaceは

オーストラリア上空で見られた炎の『金環食』

という見出しの記事を報じています。

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   火曜日オーストラリアの一部の地域で部分日食が見られました。オーストラリア原住民の一部の部族は、これを太陽が月に熱烈な求愛して連れ添っているのだと信じています。そしてその光景はその通りに聖バレンタインデーの2日後に起こりました。

 部分日食は午後5時40分(0640 GMT)ころに始まり、月が太陽の外縁に挟まれているように見えました。

 何百人もの天文家が自分たちの天体望遠鏡を持って太陽の99パーセント以上が隠される劇的な金環食を観測しにオーストラリア西部のパースに訪れました。

 通常、部分日食は1〜2年ごと起こりますが、次回は2002年12月4日まで起こりません。

 オーストラリアの原住民達は、 日食を宇宙論的に深い意味を持った事象だと考えています。  

 中央砂漠地域出身のArunta 原住民は、月は愛や生殖に関係があると信じています。

 Aruntaは、太陽は月に恋をして、毎日空を駆けめぐりながら月を追いかけていて、日食は太陽が待望の恋人を捕まえて結婚するときに起こるのもので非常にめでたい出来事だと信じています。

 別の原住民の伝説では、その意味は全く反対になっています。つまり月の神Bahlooが、でたらめな太陽の女神Yhiから逆セクハラを受けて苦しんでいるというのです。

 「月の神Bahlooが長いこと空にとどまっていた時に、太陽の女神Yhiは、彼との恋に落ちた。」とA.W.リードは、オーストラリア原住民の伝説を1980年に書物で物語っています。

 パースでは、太陽の90パーセントが隠され、一方 シドニーでは、月が太陽の56パーセントを覆いました。

 天文学者達は、人々に直接日食を見ないように注意し、ピンホール・カメラを作るように勧めました。

 他の人達は、天文台で特殊フィルターをつけた望遠鏡での日食観測をテレビやインターネットのウェブ・サイトで見ました。

 パース天文台から来たピーター・バーチは、ジェラルトンから南へ18マイル(30キロメートル)にあるハンプトン・アーム・パブへ、アメリカ、英国、フランス、日本、ドイツから来た他の天文学者と共に日食を見るために出かけました。

 彼は、何千人ものアマチュア天文愛好家が300人ないし400人の天文学者に加わり、パブの周囲の広場に集まったと伝えました。

 「月が完全に太陽の内側に入り込だ時、我々全員が金環食を見ることができました。その時とても寒くなり、あたりはオレンジ色となって、黄色がかった陰ができました。」と彼は言いました。  

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詳細は必ず下記のページで御確認ください。

http://www.cnn.com/TECH/space/9902/16/eclipse.02/index.html



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