2月17日付け
CNN Interactive Spaceは

火星の新画像が惑星の秘密を更に暴きます。

という見出しの記事を報じています。

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   科学者達は、赤い惑星に生命が存在したのかどうかという問いに答える為に、火星の初期の環境の光景をより精密につなぎ合わせています。  

 現在火星の軌道を回っているマーズ・グローバル・サーベイヤー観測衛星からの最新画像には、火山の形跡や地下水源の流水で作られた曲がりくねった渓谷が写っていると、研究者達が述べました。

 科学ジャーナル・ネイチャーで発表された記事では、、研究者達が、火星オービター・カメラが撮ったこれまでの写真よりも20倍から30倍も品質のいい高解像度の写真は、火星は今日のように常に冷たく乾いてはいなかった事を示していると述べています。

 「火星オービター・カメラで得られたこの画像は、網脈情の谷は流体浸食によるもので、その流体が水であったことを裏づけています。ほとんどの場合、その水源は地下水であるように思えます。」と、アメリカのマイケルMalinとマイケル・カーは言いました。  

地質観察

 科学者達は、惑星の最初の10億年に起こった火山活動を示している長さ4,000km(2,500マイル)の層のValles Marineris峡谷組織網も発見しました。

 「地下水の観測は正にホームランと言えるもので、かなり決定的でした。」と、全ての調査を評価したマサチューセッツ工科大学の地球物理学者マライアZuberが電話インタビューで答えました。

 「これらの地形が、地下水源を持っていることは非常に明確です。」と彼女は述べ、その環境は生命を育てるのに適していますが、その立証はできませんでしたと付け加えました。

 他の記事の中で、アリゾナ州トゥーソンの惑星科学学会出身のウィリアム・ハートマンとその同僚達は、異なった地域の時代を詳細に地図化すると、惑星上では火山活動のプロセスが持続していた事を示していると述べています。

 地下水と同じように火山も重要です、何故なら火山は氷を生命を支える水に溶かすからです。またそれらは、惑星を暖める可能性があったガスを放ちます。

 「観察することは、初期の火星を、よりよい理解のよりよい枠組みの中へ置く事です。生命がかつて存在したかどうかを理解するには、我々はまず特有な時期における惑星の状態の知識をより多く持たなければなりません。それは、これらの観察が提供を始めていることです。」と、Zuberは言っています。

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詳細は必ず下記のページで御確認ください。

http://www.cnn.com/TECH/space/9902/17/mars.pix.reut/index.html



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