NASAのチャンドラX線望遠鏡搭載された総合推進システムの5分間の燃焼は、8月4日水曜日の午後に無事に完了し、望遠鏡の軌道の近地点つまり低点を予想で約1,373マイル(2,210キロメートル)上昇させました。
マサチューセッツのケンブリッジのチャンドラ・オペレーション・センターの管制官達は、水曜日午後12時36分EDTに望遠鏡にエンジン点火の指令を送りました。 この燃焼は、チャンドラの近地点を予想で約3,535マイル(5,689キロメートル)持ち上げ、望遠鏡の遠地点つまり高点は、本来の86,448マイル(139,125キロメートル)で変わっていません。 「初期情報は、今日の燃焼が非常にうまくいった事を示している。」と、 アラバマ州マーシャル宇宙飛行センターのチャンドラ計画マネージャーのフレッドWojtalikが述べました。 「我々の次の燃焼は土曜日に予定されており、チャンドラの近地点高度をさらに持ち上げるためにおよそ6分間燃焼させます。」 一方で、チャンドラ管制チームは、観測システムや観測機器を起動させてチェックする手順を進めています。 「我々はチャンドラの性能に非常に満足しています。そして、その起動手順が進行中です。」と、Wojtalikが述べました。 |