火星も、我々の気象情報番組に加わろうとしています。
NASAの探査機は木曜日のさび色の世界への到着へ向かって進んでいます。そこでのこの探査機の仕事は、火星の1年687日を完全に通して毎日の火星の気象情報を送ることです。 「我々が知っている地球の生命は水の存在に依存します。そして、火星には一時的に河が存在したという非常に興味をそそる証拠があるのです。そして理論的に、その水はいったい何処に行ったのかという疑問が生じます。マーズ・クライメート・オービターはその答えを出すのを手伝ってくれるでしょう。」と、ワシントン市のNASA本局のこの探査機のプログラム・エグゼクティブのスティーヴ・ブロディは言っています。 昨年12月にケープカナヴェラル空軍基地から打ち上げられたこの軌道探査機は、9ヶ月かけての火星までの4億1600万マイルの旅を終ろうとしています。 これは、生命存在の兆候を求め21世紀に有人火星探査機を送る地点を偵察する為に2005年までに火星を探査するように計画されたNASAの無人探査機シリーズの3番目になります。 今日火星表面には水は存在しませんが、マーズ・クライメート・オービターは観測機器を使って大気中に残っている水蒸気を調査します。 季節から季節の変わり目での水蒸気の変化を調査することにより、この探査機は地下水が溜まっている場所を特定できるかもしれません。そして生命が存在するかもしれない詳しい場所を突き止める劇的な発見がある可能性もあります。 マーズ・クライメート・オービター関連記事 |