NASAのマーズ・ポーラー・ランダー探査機は、12月3日に火星の南極に到着する為の飛行経路を微調整する12秒間のスラスター燃焼を成功させました。
探査機は予定通りに飛行しており、事前データは希望の飛行軌道に変更されたことを示しているとフライト管制官は言っています。 スラスター燃焼は、大平洋時間午前10時28分に開始されました。 以前のスラスター燃焼は1月21日と3月15日と9月1日に行なわれています。次は11月30日の予定です。 着陸地点は、火星の南緯76度西経195度に位置し、そこは火星の南極近くで層をなした地帯の北の縁にあたります。 着陸船は現在火星からおよそ1430万キロメートル(890万マイル)のところを火星との相対速度が秒速4.8キロメートル(時速10,700マイル)で飛行しています。 探査機は、地球からのおよそ2億2800万のキロメートル(1億4200万のマイル)離れていて、およそ6億9000万キロメートル(およそ4億2900万のマイル)の弧を描いた飛行経路に沿って航海を続けています。この探査機は1999年1月3日にフロリダのケープカナヴェラルから打ち上げられました。 マーズ・ポーラー・ランダー現在位置 |