10月30日付け
FLORIDA TODAY Space Online's Space Today

アトランティス号の損傷は深刻ではない。


という見出しの記事を報じています。

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先週来年3月の飛行の準備中に、技術士が不注意でシャトル・アトランティス号のウィング・フラップを傷つけました

損傷部の修理は、国際宇宙ステーションへ供給物資を運ぶミッションで3月16日に設定されたこの船の打ち上げ目標を遅らせることはないだろうとケネディ宇宙センターのスポークスマン、ジョエル・ウェルズは言っています。

「我々がウィング・フラップ行なっている作業は進行中ですが、それは、アトランティス号のスケジュールへ影響は与えません。」とウェルズは述べました 。

この事故は、シャトルが軌道へ上がる時と滑空して帰還する時に使うエレボン・フラップを定期点検で動かした時に起こりました。

技術士は作業を中止しましたが、彼らは異常な音がするのを聞きました。

調査の結果、フラップを動かす時にでそれが適切な位置に置かれていなかったことが明らかになりました。その結果、フラップに直結しているロッドが曲がり、取り替えなければならなくなりました。

ウェルズはこの作業は来週には完了すると言っています。彼はこの事故は深刻ではないと言っています。

「我々が行なってきたスペースシャトルの飛行のプロセスは、まだ非常に複雑です。我々は時々このような事故に遭遇しますが、その問題を認識して再発しない事を確信する為のプロセスを手に入れてきました。」とウェルズは言っています。


事故についてのNASA-WATCHの解説から

アトランティス号の右翼のエレボンの定期点検をする際、それを駆動する油圧アクチュエーター上部のフリッパー・ドアが開けられました。 その時このドアを支持するロッドが外されてドアにテープで貼り付けられていました。しかし何らかの理由でこのドアはロッドを貼り付けたまま一時的に閉じられました。技術士がそれに気づかずにエレボンを動かした為にこのロッドが構造物にひっかかり折れ曲がってしまったと思われます。

下の写真で手前の黒い部分がエレボンです。開けられたドアの下に油圧アクチュエーターが見えます。ドアには外されたロッドがテープで張り付けていますが、右のロッドは折れ曲がりテープが外れて垂れ下がっています。



折れ曲がったロッドです。奥にロッドを外したアームが見えます。




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上記の訳文は記事の全容を伝えるものではありません。
誤訳の可能性もありますので、詳細は必ず下記のページで御確認ください。

http://www.flatoday.com/space/explore/stories/1999b/103099d.htm

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