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ＮＡＳＡのハッブル宇宙望遠鏡は今晩から通常の科学オペレーションを再開します。ハッブルが使用されるのは、12月のスペースシャトルのミッションで修理されてから最初となります。
今週、最初の公開観測が2回設定されています。最初の設定が今晩実施され、2回目は木曜日夜から3日間の観測が開始されます。 観測者は、第2ワイドフィールド・プラネタリーカメラ（WFPC2）を使って銀河団と惑星状星雲の2つの目標天体を覗く予定です。 科学者達がデータを処理して公開用の画像に変換するのにおよそ2週間が必要です。 宇宙望遠鏡イメージング・スペクトログラフ（STIS）を使った限定された初期科学オペレーションが木曜日に開始されますが、完全な科学観測も1月17日から再開します。 ゲスト観測者の科学活動も通常レベルに近づく予定ですが、軌道上サービス・ミッションを確認する較正作業がさらに数週間続けられます。 委員会にとって特に興味があるのは、新しく取り付けられた第2精密誘導センサーの長期にわたる安定性と誘導性能の確認です。 望遠鏡と全ての観測装置は正常に作動しています。 HSTは、第4ジャイロが故障した11月13日から科学任務を遂行できなくなっていました。 12月19日に打ちあがったシャトル・ディスカバリー号のサービス・ミッション３Ａの際に6個全てのジャイロスコープが無事取り替えられました。 6個のジャイロスコープの交換に加えて、新型の高性能コンピューターや電圧安定キットや半導体記録装置も取り付けられました。 |