一週間ずっとの技術的問題の処理に成功して、NASAはシャトル・エンエバー号のマッピング・ミッションを最高9時間まで延長することを決めました。
6人のエンエバー号の乗務員は、金曜日の午後遅くにこの決定を知らされました。 延長されたマッピング時間を加えると、NASAはかつて作られた最高の世界地図を得るために9日間と18時間地球にレーダーを照射します。 ミッションが終る頃には、NASAは世界の大陸のおよそ70パーセント以上をマッピングできると期待しています。 この突然の決定は、NASAが技術的な問題の為にマッピング・ミッションの時間をかなり削らなければならないかもしれないと心配していたこの1週間の終わりになされました。 しかし、トラブルを補う燃料節約努力が非常にうまくいったことがかえってNASAにマッピング時間の延長を可能にしたとHeflinは言っています。 このマッピング時間延長の決定は、NASAの科学者達をぞくぞくさせています。 「私の夢はこのマッピングに関してはかなりワイルドですが、この決定はそれさえも上回っています。」とこのミッションのプロジェクト科学者マイケルKobrickは言っています。 ミッション・マネージャーは、マッピング延長時間での船外活動はカットしています。それは200フィートのマストがカーゴベイの中に格納できなくなったときに予定れていました。 しかし当局は、マストは問題なく格納できると確信しているようです。 その処置は、日曜日(EST)に実施されることになっていました。 マッピング時間が延長されてもエンエバー号は、予定通り水曜日早朝(JST)に地球に帰還することになっています。 一方で、エンエバー号の宇宙飛行士達は、彼らがやっている仕事に満足しているようです。 「私は、このミッションが開始されたときに期待していた通りの正確な素晴らしいデータを手に入れていると思います。」と宇宙飛行士ジャニスVossはエンエバー号からの短時間記者会見で述べています。 激務の作業の中でVossには、宇宙計画に携わって働く人達がいかに大変な仕事をしているかと書いた宇宙探査に関する本を読むことぐらいしか楽しみの時間はありません。 |