2人のロシアの宇宙飛行士達は、8ヶ月間乗組員なしにしておいたステーションを復活させて、国際民間ベンチャーに変える任務で木曜日にミール宇宙ステーションに到着しました。
「我々は、このステーションが良い状態にあることがわかりました。ステーションの存続期間が延長されることを期待します。」とクルーのチーフであるセルゲイ・ザチョーリンがミッション管制室と接続されたテレビで語りました。 「ここは、乾燥していて、きれいで、とても暖いです。これは問題ありません。寒いより暖かいほうがいいですから。」と同僚のアレキサンダー・カレリが加えました。 ロシア政府は、ミールを維持する財源が不足した為にそれを3月ごろに投棄する予定でしたが、オランダに本社を置くミール社が新しいミッションに資金提供するステーションのリース契約に調印した為に、このミッションを延長しました。 ミール社当局は、以前1000万ドルから2000万ドルをこのミッションに融資すると約束していました。 彼らは、具体的な金額の提示は拒否しましたが、会社は14年になるステーションを軌道上に年末まで維持できる自信を表明しています。 「我々は、何億ドルもの必要な資金を調達する準備はできている。我々は、ミールの運用を続けることができると確信している。」とミール社の社長ジェフリーManberは言っています。 ミール社は、ミール船上での研究プロジェクト、衛星組立や修理、非常に純粋な医薬の生産、裕福な観光客へのステーションの提供などいろいろなベンチャーを検討していると言っています。 契約では、ミールはロシア政府の所有のままで、ロシアの科学的使用は可能となっています。 ミールを製造して運営するRKKエネルギア会社が利益の60パーセントを取り残りは民間投資家のものとなります。 |