コロラド州ボールダーにあるNOAA米国海洋大気庁の宇宙環境センターが、大きな太陽フレアを検知して、太陽活動がこれから24時間は「ゆるやかな」レベルで持続するという予報を発しました。
新しく開発された宇宙気象スケールを使うと、この嵐は「ゆるやかな嵐」或いはG-2事象として分類されます。最初のうちは「激しい嵐」或いは1-5のスケール上でG-4事象まで達していました。 宇宙気象スケール この嵐は4月6日木曜日東部夏時間の午後12時40分に地球の磁場内で始まりました。またこの嵐は、4月4日午前10時34分(東部夏時間)に起こった太陽活動から生じたものです。 この現象の結果、放射された太陽風や粒子が、北緯度の地方にオーロラを作りました。 オーロラの写真 NOAA米国海洋大気庁の宇宙環境センター気象オペレーションの宇宙気象予報官のEric Ortは、アイルランドのダブリンから北極光が素晴らしい光景だったという報告を受けています。 オーロラが最も明るく見えたのは、真夜中を中心とした4時間でした。 この時点で、予報官は嵐の激しい部分は金曜日の夜までには軽減すると考えていますが、4月9日日曜日にもう一つが発生する機会があります。 今までのところ、現在極大に近づいている太陽周期は、大きな地磁気嵐は発生させていません。 活動率は、これから数ヶ月は増加を続けると予想されます。 太陽の黒点数によって決定される太陽の極大期は、今年後半に訪れると予想されますが、地磁気嵐の一斉射撃はもう2〜3年は起こらないかもしれません。 NOAA米国海洋大気庁の宇宙環境センターは、国の宇宙気象の警報や注意報の情報源であり、地球の宇宙環境を絶えず監視して予測しています。 |