もし消防士が煙をKSCの滑走路に吹き付けている野火を消化できなければ、シャトル・アトランティス号の月曜日の帰還は遅れるかもしれません。
この煙は、金曜日に着陸地点の視程を3ないし4マイルにまで引き下げました。 NASAは、シャトルの夜間着陸には視程は最低5マイル必要だと言っています。 27日午前8時03分(日本時間)国際宇宙ステーションにから離れたアトランティス号は、月曜日の午前2時20分(現地時間)に着陸する予定です。 この火災は、金曜日の午後は滑走路の西南3マイルでコントロールラインを超えて燃えあがりました。 もし炎が月曜日の着陸に危険を与えるならば、シャトルは軌道に残って火曜日に次の着陸を試みるとNASAスポークスマンのジョエル・ウェルズは言っています。 「我々は、カリフォルニアのエドワーズ空軍基地へバックアップ着陸地の要請はしないつもりです。ケネディに着陸するかしないかのどちらかです。宇宙飛行士達は木曜日まで軌道に残れるほど十分な準備をしています。」とウェルズは言っています。 NASAはエドワーズへの着陸を決定しないで木曜日まで待つつもりです。 何故ならカリフォルニアへ着陸すれば特別なクリーニングと搬送が必要になり、9月に予定しているこの船の次の打ち上げを諦めなければならないからです。 もし野火が月曜日に消えていたとしても、煙のくすぶりはまだ残っているでしょうと、宇宙センターを取り巻くメリット島国立野生保護区火災管理局のケビン・ウォルシュは言っています。 保護区の非常勤務作業員達が火災と戦っています。 いずれにしても着陸時にキーになる問題は、煙がどちらの方角に流されるかですとウェルズは言っています。 強い西南風が吹けば、煙は直接滑走路へ吹きつけるでしょうとメルボルンにある米国気象局の予報官のマットBragawは言っています。 この火災は、近くの藪の野焼きの残り火が木曜日に燃え移って起こりました。 金曜日遅くまでに150エーカーが燃え尽きてまだ消火していません。 |