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6月04日付け FLORIDA TODAY Space Online's Space Todayは

コンプトンの損失を嘆き悲しむ科学者達。


という見出しの記事を報じています。

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世界中の科学者達が、今日、勇敢な宇宙探査衛星の死を嘆き悲しみました。

9年間宇宙の謎を解き明してきたNASAのコンプトン・ガンマ線観測衛星は日曜日、指令破壊されました。

安全の理由のための17トンの衛星の破棄は、事故もなく行われ、素晴らしい衛星の幕を閉じたとNASAのゴダード宇宙飛行センターのディレクターのアル・ディアシュは声明文で述べています。

衛星が自殺的再突入に向けられた後、ミッション管制センターのエンジニア達も、NASAテレビの視聴者のように、コンプトンの最後をモニターしました。

コンプトンは、4日午後3時過ぎ分解をはじめました。

17トンの衛星のうちおよそ6トンが燃え残ってハワイの2,400マイル南東の海上に落ちたとゴダード当局は言っています。

宇宙で最も大きな爆発であるγ線活動を科学者達が知ったのは、コンプトンのおかげでした。

1999年1月27日の記事より

「これは、大きな損失です。我々は今まさに太陽活動の極大の時、太陽から来るガンマ線を測定する能力を失ったのです。この衛星が唯一頼りだった天文学のこの分野には、長い間他のすべはありません。」と、ニューハンプシャー大学の物理学教授のジム・ライアンが電話取材に応えて言っています。

コンプトンはまだ科学的任務を遂行できるのに、NASA当局はジャイロスコープのうちの1台の故障を理由に破壊を決めました。

当時NASAの宇宙科学の主任エドWeilerは、たとえ衛星がコントロールを失って再突入しても人を傷つける確立は1000分の1にも満たないと述べています。

コンプトンを失ったNASAには、まだ2つの宇宙望遠鏡があります。

それらは、1990年に配備されたハッブル宇宙望遠鏡と昨年軌道投入されたチャンドラX線望遠鏡です。






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上記の訳文は記事の全容を伝えるものではありません。
誤訳の可能性もありますので、詳細は必ず下記のページで御確認ください。

http://www.floridatoday.com/space/explore/stories/2000a/060500a.htm

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