地球から8500万マイル離れた小惑星の軌道を回っているNASAの探査機の6つの観測装置のうちの1つが2度目の故障を起こすトラブルに見まわれています。
しかし、探査機の他の5つの観測装置は問題なく働いており、2億2400万ドルのミッションのデータは送り返されているとプロジェクト科学者達は言っています。 地球近傍小惑星ランデブー(Near)と呼ばれている重さ1,700ポンド高さ9フィートのこの探査機は、1996年にケープカナヴェラル空軍基地からデルタ2型ロケットに搭載されて打ち上げられました。 NEARは、長さ21マイルのジャガイモ形の小惑星の小惑星の軌道を今年2月から回って調査を続けていました。 近赤外分光計と呼ばれる不調なこの装置は、5月にも一回目の故障を起こし今週また故障しました。 この装置はどんな鉱物が小惑星を作っているのか知るのに使われます。 それは、5月と今週に電力サージの後、データの送信を停止しています。 科学者達は、この問題の原因解明の努力中です。 「この探査機は地球から非常に遠い位置にあるので、何が起こったのか理解するのが困難です。これ以上の問題を引き起こさなように我々は慎重にこの問題を調べなければなしません。」とNEARの分光計チームのマネージャーのジョーゼフVeverkaは言っています。 「彼らは最善を尽くしていますが、分光計についてはあきらめなければならないかもしれません。彼らは、それについて楽観視しているわけではありません。」と、ジョンズホプキンス大学のスポークスマンのヘレンWorthは言っています。 |