土星に向かっているNASAのカッシーニ探査機は、今週始め重大なシステム以外の全ての機器をシャットダウンしましたが、二三日中に通常の作動ができる状態に回復するはずです。
月曜日20億ドルの宇宙探査機は、土星への7年の飛行の途中で、おそらく探査機が航法に使う恒星追跡システムに問題を発見した為に、それ自身を「セーフ・モード」に入れました。 探査機は常時地球の管制官達とのコンタクトを維持して、その反応も正常だったとNASAは語りました。 「これは、探査機がそうすることになっている事を行ったものです。」と、カリフォルニア州パサデナのジェット推進力研究所のメアリー・ベスMurrillスポークスウーマンは語りました。 この問題は、カッシーニのスター・トラッカーの定期的な航法動作において、自身を誘導するのに必要な明るい星のない領域を調べた時に起こったようだと、カッシーニのプログラム・マネージャーのボブ・ミッチェルは語りました。 カッシーニのコンピュータは、探査機に問題の可能性がある事を警告して探査機の多くの装置をシャットダウンしました。 正常に戻れば、NASAはカッシーニの科学計器の通常試験を2004年7月に土星へ到着する速度で再開します。 1997年10月にケープカナヴェラル空軍基地から打ち上げられたカッシーニは、深淵宇宙の長期航行で探査機に電力を供給させる為に72ポンドのプルトニウムを積んでいます。 遠い惑星へ到達する為に、一度金星のそばを飛行したカッシーニは、7月にもう一度金星の重力を利用して土星へ投げ出されるようにそのそばを飛行します。 また地球の重力を使って予備の反動をつける為に、8月に地球から500マイル以内を飛行します。 それから土星へ到着する前に最後に木星の重力アシストを受けます。 http://www.flatoday.com/space/today/011599b.htm |