ハリケーン・シーズンの予防措置としてNASAのマネージャーは2機のシャトルを
ケネディ宇宙センターの発射台に同時に置くことはしないと当局が述べています。
ハリケーン・デビーのスペース・コーストへの脅威が遠のいた先週、マネージャーはディスカバリー号を9月8日の打ち上げに向けて待機しているアトランティス号脇の発射台へ移動させると言っていました。 しかし、KSCのスポークスマンのジョエル・ウェルズは、マネージャーはそれをしないことを決定したと月曜日に発表しました。 ウェルズは、この決定はNASAが一度に1機のシャトルしか発射台に置かないという考え方をしているのではなく、単に11月末まで続くハリケーン・シーズンの予防策であると述べています。 したがって、10月5日にステーションへ飛行する予定のディスカバリー号は巨大なロケット組立てビル内に、アトランティス号が飛行中の9月11日までとどまることになります。 ディスカバリー号が移動を待つさなか、作業員達は忙しそうに国際宇宙ステーション・ミッションのアトランティス号の飛行準備を続けています。 今回の飛行で、アトランティス号は2トンの食料、物資、衣類をステーションへ運び、 ロシアの財政難で2年も遅れていたステーションは形を表し始めます。 アトランティス号の飛行まで11日を残すのみですが、7人の乗組員は、来週月曜日にKSCへ向かうまでヒューストンで最後の訓練を行います。 KSCへ到着すれば、彼らはその週を9月8日の打ち上げ準備に費やします。 |