東京の宇宙通信(SCC)とJSAT社の為にロッキード・マーティン民間宇宙システム(LMCSS)によって設計製造されたN-SAT-110通信衛星は、仏領ギアナのKourouから無事に打ち上げられました。
打ち上げは。フランスEvryのアリアンスペース社の打ち上げ用ロケット・アリアン42Lに搭載されて、土曜日午前8時に行われました。 信号取得と呼ばれる衛星との最初のコンタクトが、オーストラリアUrallaのロッキード・マーティン衛星追跡基地から行われて、午前9時04分に信号が確認されました。 N-SAT-110は、1998年11月にLMCSSに与えられた民間通信衛星計画です。 民間宇宙システムLMCSSは、ロッキード・マーティン・シリーズのA2100AX 衛星と地上設備と衛星稼動の最初の半年間の運用支援サービスを提供します。 この衛星は、TV放送など多目的な24個のKuバンド・トランスポンダーを持っていて、日本や近隣地域をカバーする東経110度で稼動します。 「我々は、日本中に民間通信サービスを提供するN-SAT-110衛星の打ち上げ成功に非常に満足しています。我々の宇宙通信(SCC)やJSATととの親密な協力関係は我社の純粋な誇りです。この相互利益関係を長く続けたいと思っています。」とLMCSSのTed Gavrilis社長は言っています。 また、宇宙通信(SCC)のツルヒコ・エナ社長は、 「我々はN-SAT-110の打ち上げ成功を非常に喜んでいます。またLMCSSやアリアンスペース社の各人に感謝の意を表したいと思います。我々は、近い将来この衛星が軌道上において放送や通信サービスで活躍するのが楽しみです。」と言っています。 |