14年になるミール宇宙ステーションを来年2月に高度を落として太平洋の安全な海域へ落とすとロシア閣議が木曜日に公式に述べました。
「永遠なものは何もありません。ミールだってそうです。古くなったミールを現在にように飛行させておくのは安全とはいえません。」とロシア宇宙庁のコフテフ長官は記者団に語りました。 この決定は、(財政的に)ミールをこれ以上維持させることができないモスクワでミールどうすべきか1ヶ月討論された後に出されたものです。 ミールはかつてソビエトの宇宙計の栄光のシンボルでした。そして歴史上宇宙を最も長く飛行したステーションです。したがってロシアはミールの廃棄に気が進みませんでした。 ミールを維持する為の個人投資の援助の可能性がなくなり、閣議はミールをオーストラリアの東1500〜2,000のキロメータ(900〜1200マイル)の大平洋上に2月27-28日に落とす計画を了承したとコフテフ長官は言っています。 宇宙庁は、ロシアはその資金をミールでなく国際宇宙ステーションに集中させるべきであると言っています。これはアメリカ宇宙局NASAが長年勧めてきたことでした。 NASAは、ロシアの経済難で何度も遅れてきた16ケ国の国際プロジェクトを率いています。 ミールを飛行させる為には、適した軌道上いるかの試験手順が必要ですがそれはなされていないとコフテフは言っています。 「ミールのシステムのどれかがが故障するかもしれません。」と彼は言っています。 |