2月16日付け
FLORIDA TODAY Space Online's Space Today は

ロッキード・マーティンのアトラスロケットが日本の為に舞い上がる。

という見出しの記事を報じています。



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 ロッキード・マーティン社のアトラス・ロケットは月曜日、日本の通信衛星を軌道投入させる2億ドルのミッション遂行に成功しました。

 ロケットは、ケープカナヴェラル空軍基地からの午後8時45分 EST(0145 GMT)に打ち上がり、およそ半時間後にJCSAT-6と呼ばれる衛星を軌道投入しました。

 打ち上げは、エンジニアがセントール・アッパー・ステージの液化酸素の充填と排出バルブが閉じているかどうかを調べる為に1時間遅れました。

 当局は秒読みを進め、弁が正しく閉じられている事が解りました。

 この衛星は、東京の日本衛星システムの軌道ネットワークを完成させる4番目の主要衛星の役目を果たします。、

 それはまた、1997年に打ち上げられた後に問題が起こった衛星の更新でもあります。

 「JCSAT-6は、JSATの非常に特殊な衛星です。」と、会社のマネージャーのユウイチ・ハヤカワが言いました。

 この衛星は、日本やアジア太平洋やハワイを通したテレビ中継回線や報道中継に使われます。

   それは12年間の寿命の間に、高速データ通信事業にも利用されます。

 1999年の最初アトラス・ロケットの打ち上げは、ここ2週間保留状態でした。

 当所のミッションは、セントールのエンジンへ燃料流入を制御するアクチュエーターと呼ばれるモーターの予防点検を作業員が行えるように延期されていました。

 デンバーの工場の作業員が、別のアクチュエーターが間違って組み立てられているのを発見しました。

 ケイプのエンジニアはこのユニットにそのような問題は発見しませんでしたが、他の心配がマネージャーを打ち上げ前にセントールのアクチュエーターの1つを取り替えさせました。

 射場の他の活動も、次に打ち上げ可能な日程を日曜日まで遅らせました。

 しかし日曜日の試みは、アトラスの燃料タンクと推進システムに異常な指示値が検知されて中止されました。エンジニア達は、RP-1燃料量を表示する感知ラインがこの問題を引き起こしたと決定しました。

 このラインは解決され、打ち上げは再設定されました。

 しかし、最近のトラブルの前にも、このミッションはJCSAT-6の問題で6ヶ月遅れていました。

  「私は、最も甘い勝利は長い苦闘とともにやって来ると聞いたことがあります。そしてこの衛星の事が正にそのケースでしょう。それは、我々が受けることのできる何よりも甘いものに違いありません。」と衛星の製造業者ヒューズ・スペース・コミュニケーションのJCSATのプログラム・マネージャーのジャック・ストランドは語りました。

 次回のアトラスの打ち上げは、ユーテルサットW3通信衛星を軌道投入する時の4月12日ころに予定されています。

http://www.flatoday.com/space/today/021699a.htm

 

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