13年になるステーションの為の政府の資金が尽きた後は、 数人の個人投資家が、老朽化したミール宇宙ステーションを軌道に残す事を承諾したと、ロシアの宇宙局のチーフが金曜日に言いました。
ロシア宇宙局のチーフのユーリー・Koptevは、どの投資家の名前を挙げることも拒否しましたが、ロシア生まれのカナダ市民がすでに100,000ドルの資金をミールの運営に寄付したと語りました。 Koptevは、何人かの投資家は、自分達の金を宇宙船での科学実験に使うように求めており、他の投資家も年間2億5000万ドルのメンテナンス費用を寄付するつもりだとロシア電報情報通信社が伝えています。 宇宙当局は、ミールは軌道上にもう3年間とどまることができるかもしれないが、個人からの資金が集まらなければ8月早くにも廃棄されるかもしれないと言っていました。 資金に困った政府は、これ以上ミールを運営する余裕はないと言っていましたが、 一方ではプログレス貨物船が、燃料、食品、医薬品や装備品そして生物学実験装置を積んで金曜日にカザフスタンのバイコヌール・コスモドロームからミールに向けて打ち上げられました。 この貨物船は、日曜日にミールにドッキングすることになっているとInterfax通信社が伝えています。 元々5年だけ運営されるはずだったこのステーションは、1997年に起こった故障の連続や、貨物船との致命的に近い衝突以後は、比較的に問題なく運営されてきました。 米国宇宙局NASAは、ずっとロシア政府にミールを廃棄して乏しい財源を国際宇宙ステーションに投入するように勧めてきました。その16ケ国のプロジェクトは、ロシアが予定通りに重要なセグメントを作れなかったので1年間遅れています。 http://www.flatoday.com/space/today/040299r.htm |