4月10日付け
FLORIDA TODAY Space Online's Space Today は

ミサイル警戒衛星が誤った軌道へ投入される。

という見出しの記事を報じています。



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 土曜日の夜、空軍は金曜日に打ち上げられた2億5000万ドルの防衛支援計画9衛星が、正しい軌道へ到達できなかったと発表しました。  

 金曜日の夜遅くスポークスマンは、リポーター達に、衛星は問題なくうまく打ち上げられたと伝えていました。

 調査チームが、空軍宇宙指令部で発足されています。

 詳細は不明確さを残していますが当局は、衛星は現在、計画されていた円形の地球静止軌道でなく役に立たない高い楕円軌道にあると言っています。

 この衛星の慣性上段ロケットISUのモーターの第二燃焼が失敗したか点火しなかったかもしれないという憶測が集中しています。  

 空軍の管制官は、ボーイング製の慣性系上部ロケットが、飛行後6時間33分で第二点火を完了したことを確かめられないと言っています。

 打ち上げ1時間14分後の最初の燃焼は、この段と衛星を地球のまわりの卵子形の軌道に投入しました。

 この二段式固体燃料は、最初の燃焼の間に衛星の軌道の片側を静止軌道の高度にまで持ち上げるように設計されています。

 第二の燃焼の時に、その軌道を円形にします。

 当局は、この段がDSP衛星から分離して、管制官達は衛星の正確な軌道を決定する作業を行なっていたと言っています。

 空軍はまた、衛星に搭載されている推進システムがこの失敗を修正できるかどうか調べています。

 この衛星は、赤道部上空の円形の地球静止軌道にうまく乗らない限り、弾道ミサイルの打ち上げや核爆発を察知する任務を完全にできなくなります。

 次のDSP衛星は今年秋に打ち上げ予定で、別のISUは、7月にNASAのChandra X線観測機を打ち上げるために使われます。

 それらの計画が金曜日のトラブルによって影響を受けるかどうかは、すぐにわかることです。

 空軍はなおも、この4億3200万ドルのタイタン4Bは、DSPとISUを予備宇宙待機軌道 に打ち上げ後9分に投入したと言っています。

 タイタン・ブースターの今回のフライトは、タイタン4Aの昨8月の辛い空中爆発からは最初の打ち上げでした。

 その台無しになった打ち上げで、3億4400万ドルのロケットは、7億ドルの価値があると推定される機密扱いの偵察衛星と一緒に失われました。  


http://www.flatoday.com/space/explore/uselv/titan/b27/index.htm

 

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