すでに役に立たない軌道で座礁している空軍の偵察衛星は
火曜日にスピンに入り制御不能に陥り、復旧の可能性は薄くなったと軍当局が語りました。
厄介なスピンは、推測するところでは、それらを破壊する恐れがあるので、管制官達が衛星の4枚の太陽電池パネルを伸ばす事をできなくしています。 その結果、4500ポンドの衛星に搭載されたバッテリーを消耗させています。 もし太陽電池パネルが時間内に広がらず、電力供給がなされないならば、この衛星のミッションはすぐに終わってしまいます。 空軍当局は、どれくらいの時間バッテリーがもつのか、あるいは衛星がなぜスピンにはいったのか、失敗した打ち上げを現在も復旧させる可能性が残っているのかは、火曜日には語りませんでした。 「我々は、復旧の全ての手段をためしています。」と、コロラド州コロラド・スプリングスのSchriever空軍基地の第50航空隊のスポークスマンのキャロルSearsonは言っています。 2億5000万ドルの防衛支援プログラム衛星は、金曜日にケープカナヴェラル空軍基地から打ち上げられたタイタン4型ロケットで宇宙に運ばれました。 タイタンはうまく働きましたが、最終的には、衛星に搭載されたモーターが、この衛星を地球上空20,000マイルの軌道に投入するのには失敗しました。 この衛星は、配備中のDSP衛星に加わってその高さから、世界中のミサイルの打ち上げや核爆発を察知する事になっていました。 空軍は、今もなお今回の事故を調べる調査委員会を召集中です。 http://www.flatoday.com/space/today/041499b.htm |