スペースシャトル・ディスカバリー号の新しい宇宙ステーションへの飛行は、技工士が雨によって燃料タンクに開いた穴をふさぐ為に、少なくとも1週間遅れます。
ディスカバリー号は、 次の木曜日に1 トン半の装備と共に国際宇宙ステーションに打ち上げられることになっていました。 しかし、それは修理の為に今週末にハンガーへ戻されるので、打ち上げ目標は5月27日より早くはなくなりました。 シャトルのマネージャーは、詳細にわたる工学解析の結果、木曜日にこの決定を下しました。 先週末の厳しい雷雨の時、雨がディスカバリー号の15層の外部燃料タンクの発ぽう断熱材におよそ150個の穴をあけました。 切傷した穴のうちのおよそ13個は、発射台からとどかない範囲にあります。 タンク上で見える最も大きい穴は幅2インチ深さ3分の1インチです。 エンジニアは、秒読みの最終の数時間でタンクに超低温の燃料を充填する際に、穴の中で氷ができる事を心配しています。 氷のかたまりが離昇のときに離れ落ちて、シャトルを傷つける恐れがあるからです。 シャトルが打ち上げ台からロケット組立ビルディングに戻されのは過去12回だけです。 1995年にディスカバリー号は、つがいのキツツキが燃料タンクのさび色の発ぽう断熱材をとまり木として巣造りを始め、およそ200の穴をつついてあけてしまった損傷のためにハンガーに戻されました。 ディスカバリー号の10日間のフェリー・ミッションは、今年最初のシャトルの飛行です。 前回は昨年12月にあり宇宙ステーションの最初のアメリカ製の区画を運びました。 この間隔は、1986年のチャレンジャー事故の後1988年に再開されてからは、最長のものです。 |