著名な宇宙飛行士が、ロシアの宇宙開発の栄光であり国家の誇りであるミール軌道周回ステーションを守る新しい戦術を提案しました。
それは、外国人への株の売却です。 ロシア宇宙庁は、彼らの大切な宇宙ステーションが浮かんでいるのを維持したいと切望していますが、資金難の政府はミールの運営資金を支払えるのは今年夏までだと言っています。 新しい資金提供源は、ミールを延命できます。 しかし、民間の投資家やミール搭乗料金を売ることは失敗し、一般人の基金調達活動が先週のオープニングの日わずか80ドル相当の寄付で始まりました。 そして今、基金調達活動を担当している宇宙飛行士Vitaly Sevastyanovは、ステーションの維持費にかせぐためにミールの株式を外国や組織に売ることを提案しました。 「大金のミール株式を他国や外国の会社に売却することは、これからのロシアの軌道周回ステーションの運営資金源になり得ます。」と、Sevastyanovはモスクワのラジオ局エコーにこのを話しました。 彼は詳しく述べませんでした。そして、この提案がどのように実行される可能性があるのかは明らになりませんでした。なぜならミールの株はこれまで発行されたことがないからです。 Sevastyanovは、顧客となる可能性がある中国やインドやパキスタンの名をあげ、ミール株を購入すれば宇宙飛行士を軌道周回ステーションへ送り込んで研究ミッションの遂行ができると言っています。 しかし、政府はロシア宇宙産業の砦の1つであるこの統制された賭けを手放しそうにはありません。 Sevastyanovは、5000万ドルでミールの年間運営費用をカバーすると言っています。 以前に宇宙庁は2億ドルから2億5000万ドルと見積もっていました。最近の数字は、ルーブルが経済危機で価値を失ったのでかなり減っています。 |