ディスカバリーチャンネルは、打ち上げ後ほぼ38年経ったNASAのリバティー・ベル7宇宙船を回収したとニュースを発表しました。
この宇宙船は、バハマの北東90マイルの海中で発見されて、今日午前2時15分ETに大西洋の海面までおよそ3マイル引き上げられました。 ディスカバリーチャンネル単独で資金が提供されたこの カプセルを回収する探検隊は、7月1日木曜日に出発しました。 引き上げらたカプセル画像を入手するには、ディスカバリーチャンネルのオンライン・サイトへ行ってください。 http://www.discovery.com/exp/libertybell7/dispatch.html リバティー・ベル7探検隊の記事内のプレス写真リンクをクリックすると画像に電子的にアクセスできます。 リバティー・ベル7宇宙カプセルは、1961年7月21日に着水後10分で沈んで、伝説の宇宙飛行士バージル「ガス」グリッサムをおぼれかけさせ行方不明になっていました。 このカプセル当初、1999年5月1日に探検隊チームによって発見されていましたが、回収用の潜水機器のトラブルで引き上げはできていませんでした。 「私は、カプセルが1部を海面からのぞかせた時、やっと安心しました。そして、それをフロリダへ持って帰ろうと熱望しています。」と、探検隊のリーダーのカート・ニューポートが述べました。 「マクダネル航空社は、明らかに頑丈な宇宙船を建造していました。」 「我々は、アメリカの宇宙歴史の失われたかけらを回収する探検隊のスポンサーになってぞくぞくしていました。」と、ディスカバリーチャンネルの副社長で総合マネージャーのマイクQuattroneが加えました。 「この探検隊がリバティー・ベル7物語りへの社会の関心に再び火をつけたのは明白であり、我々は、この発見のエキサイティングな瞬間の詳細をフィルムで見る事を楽しみにしています。」 現在回収されたリバティー・ベル7カプセルは、点検され、その状態をクルーによって詳細に記録されています。 さらにこの探検隊のドラマに、SOFA(Sound Fixing and Ranging)と呼ばれる可動状態の火薬装置が今もなおカプセルについたままだったとい事実が加わりました。 しかし、発見後のニューポートによるの外観検査では、SOFAR爆薬は起爆していないようです。 |