カッシーニ 土星探査機 カッシーニは、アメリカとヨロッパ宇宙機構の共同ミッション で1997年10月15日に打ち上げられた土星探査機です。燃料に72ポンドのプルトニュームを積んでいる為に反核団体やその他の団体から打ち上げ中止要請が出されました。しかし、ハワイの連邦審査局はこれを却下してNASAは打ち上げに踏み切りました。1999年8月18日の地球とのフライバイでは地球に500マイル以内に近づきます。これをノストラダムスの大予言と重ね合わせる人達もいて話題を呼んでいます。1999年1月14日カッシーニは、航法装置に問題が発生して一時的にセーフ・モードに入りましたが、現在は順調に航行しています。 カッシーニの打ち上げ カッシーニ土星探査機の打ち上げは、1997年10月15日アメリカ空軍のもとで慎重に行われました。なにしろ、プルトニュームを積んでいる訳ですから打ち上げ事故は悲惨な結果を招きます。 ここでは、カッシーニ打ち上げ直前のステータス・チェックから個体ロケット・ブースター分離まで、緊張が走る管制センターの打ち上げディレクターのコミュニケーションを交えた実況を日本語訳付で再生します。 打ち上げディレクターは、各担当官と連絡をとりながら手順書のページとステップ番号で状況を確認し、慎重に打ち上げへと手順を進めて行きます。 NASA-TVの実況アナウンサーも通常よりやや興奮気味です。 日本語訳 は、RealAudioの再生と共に自動でスクロールします。 |