落下物は、明らかにコロンビア号の左翼下面にぶつかって跳ね返り飛散しています。これだけの証拠がありながら、NASAが飛行に問題ないと早々に結論を出したのが疑問です。打ち上げ時の地上からの観測では翼の上面は異常なかったのでしょうが、翼の下面はどうなっているのか、ミッション中に調査する方法はなかったのでしょうか。国際宇宙ステーションに近づいてステーションの乗組員に下面を調査してもらうとか。燃料の制限や予定実験が犠牲になる問題はあったのでしょうが、飛行の安全よりもスケジュールを優先したNASAの姿勢が不思議です。これまでNASAが最も注意してきたことなのに。シャトルに搭載されたほとんどの機器には2重化されたセンサーが搭載され、検知データは管制室でモニターされています。しかし、耐熱タイルの損傷を検知するセンサーはありません。
イスラエルのテレビ局が放送した左翼部分の2つのひび割れ
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