NASA SPACE SCIENCE NEWS 8月24日


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NASAと米海洋気象局のチームはハリケーンへ向かって初出撃
目と目が合うとボニーはウィンク


 日曜日に、遠隔操作実験装置の装備を施した改造型DC-8ジェット旅客機が、気象研究者達を搭乗させて、歴史に残る事として、バハマ諸島近くの大西洋で荒れ狂っているハリケーン・ボニーの目の中を飛行しました。

 目の中でボニーを見ると、彼女はウィンクしました。

 ボニーによって鞭打たれた海の波は、2.4 メートルから 3.6 メートルの高さに達し、フロリダのパトリック空軍基地の滑走路から数百メートル離れた海岸に打ちつけました。そこでは、NASAのジェット機が初めて大西洋のハリケーンの目の中へ飛行する為にDC-8が待機していました。

 このジェット旅客機は、高度3万7千フィートで飛行し、高度6万5千フィートの頭上を飛ぶNASAのER−2ジェット機と、高度1万5千フィートを飛ぶ米海洋気象局のWP−3Dオリオン・ターボプロップエンジン機と嵐の中で合流しました。NASAの航空機は、7時間のミッションの為にアメリカ東部時間午後1時34分に離陸しました。

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