HST NEWS 10月31日


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ハッブルが捕らえたクェーサーPG 1115+080と重力レンズ



 ハッブル宇宙望遠鏡(HST)を使って 遠いクェーサーからの光の重力レンズを観察している天文学者達は、宇宙が広がる割合について、新しい証拠を発見しました。

 この重力レンズの研究結果では、宇宙の大きさと年齢を測定しているHSTキー・プロジェクトによって計算された割合とは類似せずに、宇宙はもっと、ゆっくり広がっている事を示しています。



左の画像

この赤外線の画像では、シングル・クェーサーPG 1115+080から出た光は、分解されてゆがめられています。

シングル・クェーサーPG 115+080は、およそ80億光年離れたところの座獅子座の中にありますが、楕円状銀河のレンズを通すと30億光年離れたところに見えます。



右の画像

このNICMOS画像から4つのクェーサーとレンズ状銀河を取り去ると、赤外線光のほぼ完全なリングが現れます。

このリングは、 約80億光年離れているクェーサーを含んだ銀河の光が、広げられ拡大されたものです。


http://oposite.stsci.edu/pubinfo/pr/1998/37/pr-photos.html



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