ブースターの配線の修理を完了させて作業員達に休暇を与える為、シャトル・アトランティス号の39A打ち上げ台への移動は、少なくとも1月2日まで延期すると、NASA当局が今日発表しました。
当初1月18日が目標だったシャトルの重要な宇宙ステーション組立ミッションは、数日遅れて1月21日または22日に延期されました。 しかし、イーストコーストから打ち上げられる全てのロケットをのレーダー追跡をサポートする空軍の東部射場は、現在1月21日から1月23日まで、近くのケープカナヴェラル空軍基地で行われるタイタン4型ロケットの打ち上げ前テストの予約が入っています。 NASAマネージャーは、シャトルの修理計画のために水曜日に会議を開く予定で、そこでケージュールと射場の使用可能な日程を設定します。 新しい打ち上げ日時は、水曜日の午後に設定される可能性があります。 問題は、シャトルのブースター分離システムの1つにあるシールドが破損しているケーブルをどのようにして修理をするかです。 シャトルと外部燃料タンクをバラすことなく修理を完了させる方法が進展しています。 しかし、NASAのマネージャーが、分離システムの他のどの部分でも同様な問題が起こらないという信頼性を得る為には、追加の検査が必要です。 ミッションSTS-98の主な目的は、アメリカの実験室モジュール「デスティニー」を国際宇宙ステーションへ運ぶことです。 この32,000ポンドのモジュールは、アトランティス号のカーゴ・ベイに据え付ける為に1月3日打ち上げ台へ運ばれるスケジュールになっています。 |